空飛び猫の第2弾。
要約すると「タビー兄弟のうち、ジェームズ(♂)とハリエット(♀)が母猫:ジェーン・タビーに会いに行き、妹猫(ジェーン)を連れて帰る物語」と言ったところでしょうか。その道中は冒険らしくもありましたが…この物語で何を伝えたいのかはよく分かりませんでした。母猫は翼持ちじゃないのに、雄猫が違っても翼持ちの猫を産む体質なのか?という疑問は残りましたが、母猫も安住の地を得られて(雄猫とは離れ離れになっちゃったのでしょうが)本作も丸く収まったのかなと。
個人的には、あとがきのファンタジー論が印象に残りました。そのファンタジーが自分にとって強く「はたらいた」のであれば、それが自分のためのファンタジーか…なるほど。であるなら、本作は私にはあまり「はたらかなかった」かもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
97:外国文学小説
- 感想投稿日 : 2024年5月3日
- 読了日 : 2024年5月2日
- 本棚登録日 : 2024年5月2日
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