かにむかし (岩波の子どもの本)

著者 :
  • 岩波書店 (1959年12月5日発売)
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本棚登録 : 780
感想 : 55
4

有名な日本民話「さるかに合戦」が木下順二氏の新解釈により,ユニークな絵本になったとのこと。

タイトルも違っているから物語もオリジナルなのかな?
私の「さるかに」の記憶と違っていた点・・・

・交換するはずのおにぎりが登場しないこと。
・子がに達がきびだんごを作り、仲間になる者たちに分け与えていくこと(桃太郎っぽい)
・はぜぼう(稲を刈って干す時に使う棒)の登場

興味深く読みました。


方言の味わいを生かしたリズミカルな再話に,清水崑氏ののびやかな墨の絵がぴったりです.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本(5.6歳頃~)
感想投稿日 : 2014年4月11日
読了日 : 2014年4月11日
本棚登録日 : 2014年4月11日

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コメント 2件

淳水堂さんのコメント
2016/02/05

はぴさんこんにちは。
淳水堂です。

この「さるかに」の感想まさにそう!
おにぎりがない!
きびだんご?!
なんか味方が増えてる!って(笑)

でも語り口も絵も味が合っていいですよね。

今後よろしくお願いします。

はぴさんのコメント
2016/02/06

淳水堂さん、こんにちは^^

感想に共感いただけてうれしいです。
さるかに、新バージョンって感じでしたね(笑)
これはこれで楽しく読めました。

こちらこそこれからよろしくお願いします!

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