評価に迷った。☆3.5くらいかな。でも読んでよかった。
末期がん患者と医者の両局面が見えて、とても興味深い。自分ががんを宣告され、もう治療の術がないと言われたらどうするだろう。「生きる」ことをあきらめることはそう簡単じゃない。患者の立場も分かるし、でも久坂部羊作品を読んできて、医者や医療がパーフェクトじゃないのも分かってるつもり。限界がある。でも、患者としては寄り添って欲しいのを分かってほしい。特に独り身だと縋る相手がいないからね。。
結局答えは出ないと思う。患者にも医者にも。それが辛い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
久坂部羊
- 感想投稿日 : 2017年5月23日
- 読了日 : 2017年5月22日
- 本棚登録日 : 2017年2月28日
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