ドラマ記念に再読。今回は観てから読んだので違いを楽しみ尽くしました。ドラマよりも素朴な感じで、私はやはりこの物語を児童書として読みたいのだと強く感じました。精霊の卵を産み付けられた皇子チャグム。食うもの。食われるもの。自然界の掟が別世界の精霊に置き換わって描かれています。バルサとタンダ、チャグムの擬似家族っぷりが本当に好きだなあ。ラストで自分の思いを押し殺して宮に戻るチャグムを思うと……。このまま、普通の子供みたいに幸せに暮らす未来をみてみたかった。そして、やっぱりタンダが好きすぎる件。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年4月24日
- 読了日 : 2016年4月24日
- 本棚登録日 : 2016年4月24日
みんなの感想をみる