思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫 え 8-1)

著者 :
  • 光文社 (2007年6月1日発売)
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読んでいて、「流しのしたの骨」もそうだけど、江國さんの描く姉妹は好きだなって思った。三人とも問題を抱えていて、それぞれ少し変わっているけど、みんなまじめで、のびやかで、すこやか。父親が姉妹の荷物検査をするのは嫌だけど、家庭によって家族の当たり前とかルールが違うからよその暮らしが垣間見える家族小説は面白い。犬山家の家訓も三姉妹にぴったりでいい。「思いわずらうことなく愉しく生きよ」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月29日
読了日 : 2017年3月25日
本棚登録日 : 2017年3月29日

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