いつか、虹の向こうへ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2008年5月24日発売)
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尾木 遼平(46才)は、刑事であったが、ある事件がきっかけで職場も家族も失う。そして、3人の奇妙な居候達と共同生活を送ることに。
そんな時、家出中の少女が天真爛漫な陽気と、厄介事を持ち込んで来た、、、

徐々に明らかになる居候3人の過去。
それぞれが悲しい過去を背負い、今日を精一杯生きる姿に、ウルウルします。

絵本に出て来る『虹の種』は、本当にあるのでしょうか?
悲しみで出来た虹は、きっと、いつか晴れた空の向こうで、見つけることができるのではないかと思います。

負け犬達の、明日の希望を渇望するピュアな姿に、ウルウルです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年4月8日
読了日 : 2023年4月8日
本棚登録日 : 2022年7月28日

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