仏教思想を教えてくれる本でありながら、共感したり思い当たる(既に知っている)感覚が既に自分の中にあることに気付き不思議に思えた。元来からの自分の思考が故か、日本人だからかは分からないが、妙に納得して読み進められるのは染み付いた何かがあるのだろうか。こうして活字化されたものを読み、共感することで自身の軸がぶれなくなっていくようで頼もしい。内容は宗教だが、現代社会における個人の在り方というか、この時代に生きる上での心構えをそっと伝えてくれるものである。文章に遊びがあって楽しく読めるのでお勧め(^^)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月26日
- 読了日 : 2012年3月26日
- 本棚登録日 : 2012年3月21日
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