第3巻はジルベルトとの恋愛がメイン。ジルベルトへの一方的な恋が膨れ上がってどうにもならないことになってしまった「私」の苦悩が痛々しく描かれている。ジルベルトと歩いていた男が誰なのか気になるところ。その一方で、小説家としてどうあるべきかといった文学論や音楽、絵画などの芸術論、外交問題、果ては認識論にいたるまで、内容もりだくさんで飽きることなく読めた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2021年3月29日
- 読了日 : 2021年3月29日
- 本棚登録日 : 2021年3月24日
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