主人公は、ある旅館での火事で恋人を失った。警察は心中事件という結論を出したが、内容は全然間違っていた。恋人は、殺された。主人公は復讐を心に決め、自分を自殺したことにして復讐の時を待つことにした。
火事があった日に旅館に宿泊していた一族の主人が息を引き取り、その相続手続きで再度旅館に集まることになった。主人公は、一族の関係者である老人の死を利用し、犯人を探すために老婆に化けて一族に紛れ込む。さらに、遺書というトラップを仕掛け、真犯人の捜索を始める。
火事の真相はどのようなものなのか。そして犯人は誰なのか。
主人公が「変装」した状態でストーリーが進んでいくが、オチに「変装」というキーワードに絡めてくるあたり、おもしろいです。
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- 感想投稿日 : 2020年6月13日
- 読了日 : 2020年6月13日
- 本棚登録日 : 2020年6月13日
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