図解ひとめでわかるリスクマネジメント 第2版

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  • 東洋経済新報社 (2012年1月27日発売)
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■リスクマネジメント

A.リスクマネジメントとは、リスクを全社的な視点で合理的かつ最適な方法で管理してリターンを最大化することで、企業価値を高める活動。

B.経営者には、会社法(旧商法)のもと、リスク管理や内部統制の構築を行う義務がある。

C.リスクとコストのバランスを考える。
・リスクが大きすぎると、リスクにさらされた不安な経営。
・コストが大きすぎると、非効率的な経営、競争力の低下。

D.部分最適型のリスクマネジメントの課題:統括責任者が不明確になりがちで、リスク対策が滞ってしまう可能性がある。一元管理ができていないと、複数の部署で似たような活動をしてしまう可能性がある。

E.リスクマネジメとの2つの構築方法
・できるところから始める。
・中長期計画をたてる。

F.リスクマネジメントを定義するため3つのポイント
1.目的の明確化
2.管理対象の明確化
3.管理方法の明確化

G.基本計画の策定
1.優先順位をつける(y軸:影響、x軸:発生頻度)
2.戦略を算定する(回避、低減、移転、受容)
3.目標と対策概要をきめる(達成するべき目標と対策の方向性を決める)
4.期限を決める(実施期限を明確にする)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 危機
感想投稿日 : 2013年10月27日
読了日 : 2013年10月27日
本棚登録日 : 2013年10月27日

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