評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
余命宣告された52歳の末期がん患者は、「もう治療法がない」と告げた若き外科医を恨み、セカンドオピニオン、新たな抗がん剤、免疫細胞療法、ホスピスへと流浪する。2人に1人ががんになる時代、「悪い医者」とは何かを問う、第3回日本医療小説大賞受賞の衝撃作。
余命を言い渡された患者の絶望的な気持ちや、何かにすがりつきたいと思う気持ちが痛いほど伝わってきた。確かに医師は自分の仕事を精一杯努めるしかないだろうが・・がん難民いつか誰にでも訪れるだろうと思うと切なかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
病院もの
- 感想投稿日 : 2020年9月23日
- 読了日 : 2020年9月22日
- 本棚登録日 : 2020年9月18日
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