墜落した飛行機乗りと他の星を旅してきた王子様が砂漠で出会うお話
あまりにも有名すぎる話だし、前にも読んだことあるはずなんだけど、忘れてるところかなりあるなぁ
名言が多数
『おとなは、だれもはじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにおいるおとなは、いくらもいない)』
とか
『肝心なことは、目には見えない』
とかね
前に読んだときよりも、自分が子どもだった事を忘れている事を実感する
というよりも大人、特に親目線という視点を得た事が原因かな
肝心なことは目に見えない、というのも、見えていない事の自由という事なのかと感じた
「箱に入った羊の絵」は箱に入っているが故にどんな羊の可能性もある
想像するのは自由
たった一輪の花が咲いている星があるという事実を認識するだけで、星を眺める幸せが大きくなるようにね
事実が必要なのではなく、自分の認識次第
狐とも仲良くすることで特別になったように、他の人からの評価は関係ない
あと気づいたところは
地理学者の判断基準が探検家の素行によるというのも現代の研究成果にも通じるところがある
あと、王様の行動
命令してやるけど、都合が良くなるまで待つのが政治のコツというところかな
デーモン小暮閣下とかクラウザーさんに通じるものがあるよねw
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年12月19日
- 読了日 : 2019年12月3日
- 本棚登録日 : 2019年12月19日
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