リアル。このリアリティを共有できるのは、なぜだろう。戦争という状況下での大人たちの狂気と、子どもたちの正気。だが、それも、じつは、歪んだファンタジーのなかにあるというねじれ。そこにリアルを感じる。
結末に向かって行くときの加速感がよかった。宮崎駿がこの作品を好きなわけがわかるようにも思うし、彼は自身の作品では描かないだろうなあ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2014年11月10日
- 読了日 : 2014年11月10日
- 本棚登録日 : 2013年1月9日
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