困った時のアドラー心理学 (中公新書ラクレ 363)

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年9月1日発売)
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感想 : 41
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嫌われる勇気を読むことで得た価値観を再確認できた。
怒りは相手との関係を(特に中長期的に)マイナスにするだけであり、自分が怒らないことと、相手の怒りや憎しみや侮蔑を感じても、言われている内容にだけ注意して正しいと思うことを取り込む材料にすれば良いだけで、感情で反応して疲弊しないこと。
あらゆる対人関係の問題は、一方が他方の課題に土足で踏み入ることによって生じる。友人でも、夫婦でも、親子ですらも、相手の人生の重大な決断に介入せず、大切な相手に対しては、頼まれれば援助する意思を明確に示しつつ、相手の人生の決断を応援するところまでを限度とすること。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年2月26日
読了日 : 2024年2月26日
本棚登録日 : 2024年2月21日

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