【図書館】
中島敦の山月記や、太宰治の走れメロスなどの古典的名作を、森見さんが新釈したもの。
誰もが知ってる名作家の作品を、こんなにも森見ワールドに引き込めることに感動した。やっぱりどの話にも京都の街並みや、四畳半の空間がイメージできた。
特に上記の2作に関しては、原作となる古典名作の内容を覚えてるものだったから、フレーズの一致とかシーンの読み替えが面白かった。他の元作品も読みたい!
特に「走れメロス」は、「四畳半神話大系」とか、夜は短い歩けよ乙女みたいなドタバタな感じと、解釈は違うけど走れメロスの要素がマッチしてて好きだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年12月2日
- 読了日 : 2022年12月2日
- 本棚登録日 : 2022年11月19日
みんなの感想をみる