この本は、わかりやすい説明で定評のある池上彰が、人にわかりやすく伝えるためのコツとその勉強法を説明したものです。
まず「わかりやすく伝える」ための二つの柱として、
・自分は何がわからないのか知ること
・フローとストックの使い分けをする
を挙げていて、では実際にどうすればいいのかについては
・フロー情報で自分がわからない部分を見つけ、ストック情報で勉強する。これを繰り返していくうちにいつしかあなたは「わかりやすい説明」ができるようになっていくはずです。
と説明しています。
そのうえで、新聞・ネットからの情報収集やクリアファイルを活用した情報整理の仕方、ノートの取り方などの具体的な説明があります
この具体的な部分は、いろいろ多岐にわたるので、少しづつ取り入れると良いかなと思います
この本は「わかりやすさ」3部作の3冊目なのですが、前2作品を読んでいなくてもこれ単独でも十分役立つ本だと思います
実際、前2作品は未読ですので、今後読みたいと思います
【参考図書等】
・『相手に「伝わる」話し方』(池上彰)
・『わかりやすく「伝える」技術』(池上彰)
・「名文どろぼう」(竹内政明)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2023年8月29日
- 読了日 : 2016年8月28日
- 本棚登録日 : 2015年12月16日
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