マツダといえば、「走る喜び」を提供しつつ、スカイアクティブシステムでハイブリット同等の燃費を実現する車を製造販売している自動車会社である
本書は、そんな「マツダ」の常務執行役員であるが著者が、最近なかなか元気がいいマツダの「選択と集中」について書いた本です
そもそもマツダ流「選択と集中」とは、
・理想像を描き、ロードマップを作製することで集中して開発をすすめる
・課題がたくさんあるからとあきらめるのではなく、できるだけひとつに集約するのが大切
・問題を上位レベルで整理する
・技術開発のヘッドピン(進むべき方向)に集中する
と言った感じであろうか
つまり、
・「いろいろ試行錯誤するのではなく課題を集約する」
・「集約した課題に人員等を集中する」
ことで、小規模の弱小自動車会社の少人数の開発チームでも「おもしろいクルマ」を作り上げているのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
電子書籍
- 感想投稿日 : 2023年8月29日
- 読了日 : 2015年10月19日
- 本棚登録日 : 2023年8月29日
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