神は銃弾 (文春文庫 テ 12-1)

  • 文藝春秋 (2001年9月4日発売)
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本棚登録 : 374
感想 : 42
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ボストン・テランの特集棚があったので、興味が湧いて手に取る。

ボブがカルト教団に誘拐された娘を助けるため、手掛かりを知る女ケイスと共にアメリカからメキシコへの旅に出る。
陵辱、暴力、麻薬とナンでもあり。
というか割と次から次にバイオレンス展開が続くので、読んでいて結構疲れる。
唯一の救いは、ケイスが割合真っ直ぐに悪と戦ってくれる所だと思う。
アナタがいなかったら、旅立ちすらなかったよ。

個人的にはまったく合わない小説でした(笑)
暴力に理由を求めても仕方ないんだけど、娘ギャビが誘拐されるキッカケがあんまりにもしょうもなくて、まあ、単なるサイラスという狂人のストレス発散物語にしか読めない。
こういうのが、カルト、なんだろうか?
疑問が残る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2018年
感想投稿日 : 2018年3月25日
読了日 : 2018年3月25日
本棚登録日 : 2018年3月25日

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