刹那ーほんの一瞬でしかない今の積み重ね。
黒猫と私が親しくなった学部生時代のお話。
を、私が黒猫の付き人になってから思い出すかたちで綴られている。
相変わらず、美学講釈は完全には理解していない。
読み戻ったりしてみても、んーーーー。
それで、私はいい。
でも今までよりも理解できたような?
黒猫はいつから私を見つめていたんだろう?
かなり前から観察してたよね。
3年半後、パリに行っちゃう前(私はまだ知らないけど)手を繋いで歩いてるよね?
モントレゾール君って呼んだよね?
私の宝物、だよ。
この、距離感もはっきりせず、こちらの妄想を掻き立てるだけ、ってもおーーーー。
著者にやられっぱなしである。
まだまだシリーズは続くので、楽しみに楽しみに。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
森 晶麿
- 感想投稿日 : 2022年9月16日
- 読了日 : 2022年9月16日
- 本棚登録日 : 2022年9月13日
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