作家・澤地久枝さんによるインタビュー。中村哲医師は、長年アフガニスタンで活動を続けてきた。医療活動、そして井戸掘りや水路建設。中村さんの帰国時に行われたインタビューは、伊藤和也さんが拉致殺害された事件の前後の時期で、そのことにもふれてあった。アフガン人の職員も5人殉職されたそう…。プライベートな一面、伯父・火野葦平さんや小説のモデルとなった祖父のこと、10歳で亡くなった息子さんのことなども。
寺子屋であり地域の共同体の要であるマドラッサ、マドラッサで学ぶ子どもたちのことをさすタリバンという言葉。「タリバンが集結している!」と爆撃して、たくさんの子どもが亡くなったということもあったそうだ。
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カテゴリ:
一般書(その他)
- 感想投稿日 : 2011年8月16日
- 読了日 : 2011年8月14日
- 本棚登録日 : 2011年8月14日
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