砕かれた鍵 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年3月20日発売)
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感想 : 121
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『MOZU』シリーズ第3弾
と言っても『百舌』は登場しません
今回の敵は通称『ペガサス』という人物
眼鏡をかけたサラリーマン風情の優男・・・・・『百舌』を彷彿とさせる容姿のこの男の正体とは????
ムムム・・・・今回も謎多き出だしからワクワク

事件の道筋は2つ
①前作で解決したかと思われた警視庁公安部とある政治家との間で画策されていた黒い思惑
実はそれを引き継ぐ者たちの存在が・・・・・・
どのようにして目標を達成させようとしているのか????そして新たな黒幕は????
②何事か相次ぐ警察官の不祥事・・・・この裏では『ペガサス』という殺し屋が・・・・・・何故????

前作後に結婚した倉木尚武と美希
生まれた長男は心臓に重い病を抱えていた
そして、事件は起こる
子どもの入院先であった病院が爆破されたのだ
それも爆破されたのは彼らの子供・真浩の病室
美希の母と真浩は即死
悲しみに暮れる美希は独自で捜査を始める
その後、その病院には倉本真造法務次官が入院していたことが判明
倉木真浩と倉本真造・・・・・・これが意味するものとは・・・・・

第3弾ともなると登場人物の立ち位置も決まってきて敵、味方の予想もついてしまうところもあり
絶対に公安部のお偉いさんは怪しいよねーなんて感じで

ですが
結末は衝撃工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工

シリーズはこの後もありますが一区切りと言っても良い作品なんでしょう
だって・・・・・・・・・・・・・・・・・なのだから・・・・・・・・・・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 逢坂 剛
感想投稿日 : 2014年10月13日
読了日 : 2014年10月13日
本棚登録日 : 2014年10月13日

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