京都から大阪へと島送りの罪人を送る高瀬舟。護送する同心と罪人がかわす会話から思いもよらない真理と真実が明かされます。一つは「知足」。もう一つは、殺人なのか安楽死なのかということ。いずれも現代においても重要で、かつ、普遍的なテーマを扱っています。森鴎外の文章は簡潔で、文体が読みやすいのは意外でした。
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- 感想投稿日 : 2022年9月7日
- 読了日 : 2022年9月7日
- 本棚登録日 : 2022年9月7日
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