15歳の寺子屋 道は必ずどこかに続く

著者 :
  • 講談社 (2009年3月11日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 13
4

「私の言う「恕す」とは、単に相手をゆるすのではなく、おおらかな心を持って、自分をゆるすように相手もゆるすという意味を含んでいます。少し難しい言い方をすれば「寛容の精神を持つ」ということです。」

15歳の寺子屋道は必ずどこかへ続く
15歳の寺子屋シリーズ☆
前の益川先生のが結構面白かったので、知っている日野原先生のこの本をゲット!
やっぱり、ことばが重いなぁ!
凄く素晴らしい。
先人の素晴らしい考えとか、想いとかに触れることがどんなに大切かが良く分かる。
もっと、皆、若い人たちはこういう本を読んだ方がいいよ。

日野原先生が、若い時に感じたことが書かれていて、
それは、例えば、自分のモデルをつくろうってことだったり、自分がどう人々の助けになることだったり、という、シンプルなことなんだけれど、案外気付かないこと、忘れてしまっていることを丁寧に優しく、語りかけてくれるその様は、単純な私をこの人についていきたい!という気持ちにさせてくれる。

15歳の寺子屋シリーズ、結構いいです。
お気に入り。

【9/14読了・初読・市立図書館】

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  15歳の寺子屋
感想投稿日 : 2010年12月23日
読了日 : 2010年12月23日
本棚登録日 : 2010年9月16日

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