短編集。「ABCキラー」、あの脅迫状で引き込まれて、期待していたので、ちょっと肩透かし。
表題作もなんだかいまひとつ。犯人は意外だったけど、トリック、動機もはっきりしない。ああ、所詮フィクションか、と思った。
どうも全体的に淡々としてる。のめり込めなかったな。「推理合戦」がなかったらあまり手に取ることはないかも。有栖川氏の短編はさらっと読めていいけど、甘いよね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
物語
- 感想投稿日 : 2010年3月3日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年3月3日
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