窪美澄は初めて。
以前「ふがいない僕は空を見た」を立ち読みして、独特な雰囲気だなと思っていた。
今年の春以降だったか、色々本を立ち読みし、改めて気になる作家さんとなった。
この本はタイトルが気になったのと、立ち読みして良さそうだと思ったから。
どの話にも植物のエピソードが出てきて、小さな子供がいる母親や父親が視点の話が多い。
高校生が主人公の最後の2話は除いて。
小さな子供を育てる話って事から「きみはいい子」を連想させた。
どちらも現実的でリアルな描写が多いけど、こちらの方が希望が持てる終わり方で、読後感はこっちの方が好きだなぁ。
この中では「砂のないテラリウム」が好き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・本
- 感想投稿日 : 2018年9月27日
- 読了日 : 2018年6月27日
- 本棚登録日 : 2018年6月27日
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