水やりはいつも深夜だけど (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年5月25日発売)
3.72
  • (88)
  • (248)
  • (180)
  • (26)
  • (2)
本棚登録 : 2451
感想 : 192
3

窪美澄は初めて。
以前「ふがいない僕は空を見た」を立ち読みして、独特な雰囲気だなと思っていた。
今年の春以降だったか、色々本を立ち読みし、改めて気になる作家さんとなった。
この本はタイトルが気になったのと、立ち読みして良さそうだと思ったから。

どの話にも植物のエピソードが出てきて、小さな子供がいる母親や父親が視点の話が多い。
高校生が主人公の最後の2話は除いて。
小さな子供を育てる話って事から「きみはいい子」を連想させた。
どちらも現実的でリアルな描写が多いけど、こちらの方が希望が持てる終わり方で、読後感はこっちの方が好きだなぁ。
この中では「砂のないテラリウム」が好き。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・本
感想投稿日 : 2018年9月27日
読了日 : 2018年6月27日
本棚登録日 : 2018年6月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする