シタフォードの秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2004年3月16日発売)
3.32
  • (6)
  • (25)
  • (41)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 291
感想 : 34

冬のある午後、シタフォード荘で降霊会が開かれます。そこで得られたメッセージは、現在別の場所に住んでいるシタフォード荘の持ち主が殺されたというもの…。その後、本当に遺体が発見され、死亡推定時刻は降霊会があった頃、とされるのでした。

雪に閉ざされた山荘、降霊会、なんだかおどろおどろしい感じなんですけど、そうでもなく。むしろ明るい印象の話です。

エミリーが面白い。もう少し早くから登場してても、と思うんですけど。
彼女を中心にしなかったせいか、面白いけどなんとなく掴みどころのないキャラのようにも思えて、でもそこも含めて面白さなのかなあ、とか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般書
感想投稿日 : 2022年12月22日
読了日 : 2022年9月11日
本棚登録日 : 2022年9月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする