新装版 蚤と爆弾 (文春文庫) (文春文庫 よ 1-52)

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年4月10日発売)
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本棚登録 : 242
感想 : 32
3

短大生のとき、造形の授業の講師に
おすすめされた一冊。

いや、なんでおすすめしてくれたんだ…?と
思いつつやっと読んだ。
というか、やっと読みきった。
(去年の夏あたりから読んでる笑)
描写が本当にキツい。本当にあってもなくても
そういう考え方を持っている人が少なからずとも
いるんだよね。怖い。
どうしようもない気持ちになる。
腹立つし、悔しいし、悲しい。怒り。



私が4年生まで通っていた小学校は
戦争学習や人権学習に力が入っていて
毎年終戦記念日のあたりに合わせて、夏休みにもかかわらず戦争の授業(自由参加)が設けられていたなぁ。
なんか思い出しちゃった。 
その時はまだ、可哀想だな戦争反対!ぐらいにしか
思っていなかったけど、大人になって
そして今の時代になって、この本を読んで
もっと知らなくてはいけない過去があって
そこから学んでいかなくてはいかないことがあるんだなって思えた。反面教師にして。


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年7月18日
読了日 : 2022年7月18日
本棚登録日 : 2022年7月18日

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