富嶽百景・走れメロス 他八篇 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店 (1957年5月6日発売)
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本棚登録 : 852
感想 : 118
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太宰治って、自虐的でくら~いイメージがあって読まず嫌いしてたんですが(走れメロスは除く)、改めて読むと面白いね。
収録作もバリエーション豊富でよかったね。
「駆け込み訴え」なぞは、なかなかアイデア小説でしたな。

作者の半生を、描いた「東京八景」ちゅうのが一番面白かったですな。
うすうす知ってはいたものの、すんごい人生歩んでますなぁ

井伏鱒二のあとがきも、なかなか読み応えあり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年2月4日
読了日 : 2011年2月3日
本棚登録日 : 2011年2月3日

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