積読になったいた脳科学者 池谷さんの子育て本。
池谷さんの本は、一時期、出れば概ね何でも読んでいて、お気に入りの作者です。
※記憶力を強くする
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4062573156#comment
※海馬 脳は疲れない
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101183147#comment
※単純な脳、複雑な「私」
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4255004323#comment
※のうだま やる気の秘密
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4344015959#comment
※脳はなにかと言い訳する
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101329214#comment
今回は、脳科学者が自分の子ども(娘さん)の子育てを脳科学の観点からエッセイ風に記録したもの。
とてもカジュアルに書かれているので、全然難しくないです。
むしろ、脳についてがっつり知りたかった人にとっては、
ちょっと不満かも!?
それくらい読みやすい仕立てになっています。
本を読みながら、感じたことは、池谷さんの子どもを見る観察力。
子どものほんのちょっとした違いでも気が付つくのは、
純粋にすごいと思いましたし、
自分は色んな感動に気が付かずに子育てをしていたんだなぁとちょっと反省しました。
理想的な読み方は、子供が生まれたら、
この本を片手に少しずつ読み進めていくことでしょうか。
子どものこんな変化は、科学の観点からは、こんなことが言えるのか、とか
さりげない子どもの言動やしぐさが結構、すごいことなんだということに感謝しながら、
楽しく子育てができると思います。
ただ、一点。
池谷さんが本の中でも言及されていますが、
子供の成長は、ブレが激しく、本の中で書かれていることが
決して標準(平均)的な育ち方ではないということ。
むしろ、池谷家が教育熱心過ぎて、
かなり発育が早い事例なような気がします。
わが子と比べることだけはしないように、
本を読み進める必要があります。
- 感想投稿日 : 2022年6月13日
- 読了日 : 2022年6月12日
- 本棚登録日 : 2022年6月7日
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