自分の中に毒を持て<新装版>

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要点
・出発は今、この瞬間。人間が一番辛い思いをしているのは「現在」。
人生に挑み本当に生きるには、瞬間瞬間に生まれ変わり運命を開かねばならない。
人生は、瞬間瞬間に、無償、無目的に、生命力と情熱のありったけで爆発するもの。
人生、生きるという事が新鮮な驚きや喜びであり新しく開かれていく一瞬一瞬。
ベストを尽くすのは現在、この瞬間。生きるもよし、死ぬもよし。ただその瞬間にベストを尽くす。

・社会的状況や世間体と闘うと同時に自分とも闘う。これは社会では否定されるが人生の筋。
自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身。

・人間は本来、自分では気付かない内に毎日分かれ道のポイントに立たされている。
「安全な道」か「危険な道」か、常に迷い選択を迫られている。「危険な道」を選択する時にこそ自分自身になる。

・人間にとって成功とは、自分の夢に向かってどれだけ挑んだか、努力したかどうか。
自分の信じている事、正しいと思う事には脇目をふらずに突き進む。激しく挑んでも世の中は変わらないが、自分自身は変わる。

・男女関係は、いつでもどちらかの片想い
⇒片想いしている時こそ強烈、惚れれば惚れるほど、喜びと同時に心配や不安が起こるもの。


読後のアクションプラン
・日常の中で「嫌だ」「変だ」と感じたら、そうじゃない方向へ自分を投げ出してみる
・アドラー心理学に通ずる所があるので、もう一度嫌われる勇気を読む(期日9/15)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月8日
読了日 : 2020年9月8日
本棚登録日 : 2020年9月2日

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