夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF 345)

  • 早川書房 (1979年5月1日発売)
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本棚登録 : 3773
感想 : 552
5

エスエフ!!!

冷凍睡眠、タイムスリップ。

1970年から2001年へ。
2001年から1970年へ。
そしてまた、2001年へ。
「未来は、いずれにしろ過去に優る」と言い切った主人公に爽快感。
いたずらに過去を懐かしがるスノッブどもは、12世紀あたりへぶっとばしてやるといい、とも。

未来も良いかもしれません。

そして、なんと言ってもキャラが立っている。
登場人物、登場猫、悪者含めて魅力的でした。

最後に。
2001年を生きてみた後この本に出会った私が思ったのは、
意外に科学の進歩は緩慢で、けれどもやはり予期せぬ部分で発展しているということだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2014年5月18日
読了日 : 2007年8月4日
本棚登録日 : 2007年8月4日

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