ニールは大人になりました。
前二作は、若者の迷いゆえ読んでいて危なっかしいほど揺れていた。
今回は任務遂行に揺るぎない信念があり、ハラハラドキドキの種類もバイオレンス的で大きなスケール感。
キャスト総動員での派手な立ち回り、地雷や駆け巡る馬の群れ、人里離れた怪しげな集団の基地など、まるで、二十世紀の「007」…そうだった、同じ時代に作られた小説でした…。
今回更に、前二作では叶わなかった恋にラストでは変化も…。まるで最終回?
どちらかと言うと、前の方が好きかな。
迷い多き青年ニールよ、そんなに急いで大人になって、どうする…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2020年11月14日
- 読了日 : 2020年11月14日
- 本棚登録日 : 2020年2月27日
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