江國 香織:作 文藝春秋 初版2005
結婚前に読んでしまって良いのかな?と思いました。
結婚して10年。子供の居ない、夫婦生活を淡々と描いているこの作品。
私は、女だから どちらかというと 日和子(奥さん)よりの目線になるのですが…
こんな夫、嫌だなー と思う。
それでも日和子は、夫がいないと 淋しいと思ってしまう。
そんな感情が「夫婦」という関係においては成立する…?
私はこの二人のやり取りをみていて 両親を思い出しました。
何回でも、いつでも、同じことを繰りかえして 怒ったり 笑ったり 泣いたり しているなー。
この夫婦と同じだな、と。
結局どにでもいる夫婦像なのかもしれない…そう思うと…
結婚前に読んでしまって良いのかな?と改めて思わざるを得ません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
novel
- 感想投稿日 : 2014年5月20日
- 読了日 : 2006年11月26日
- 本棚登録日 : 2014年5月20日
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