フランス史はおろか世界史の基礎知識不足の読者(私)にもわかりやすい。それは著者の専門領域であるフランス文学を引用しながら、史実とその背景を読み解こうとする試みにあると思う。
フェミニストらしく、「その時女性の立場は」という視点を必ずいれているのも好感。
政教分離と市民社会について、新書の範囲でよくまとまっていると思う。それ以上は巻末の参考文献をあたればよい。
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- 感想投稿日 : 2012年11月6日
- 読了日 : 2012年11月3日
- 本棚登録日 : 2012年11月3日
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