工藤庸子のおすすめランキング

プロフィール

フランス文学、ヨーロッパ地域文化研究。東京大学名誉教授。著書に、『ヨーロッパ文明批判序説──植民地・共和国・オリエンタリズム』『近代ヨーロッパ宗教文化論──姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ──フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母』(いずれも東京大学出版会)、『政治に口出しする女はお嫌いですか?──スタール夫人の言論vs.ナポレオンの独裁』(勁草書房)。訳書に、『いま読むペロー「昔話」』訳・解説(羽鳥書店)、コレット『シェリ』(岩波文庫)。編著に『論集 蓮實重彥』(羽鳥書店)、共著に『〈淫靡さ〉について』(蓮實重彥、羽鳥書店)。他、多数。

「2019年 『女たちの声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

工藤庸子のおすすめランキングのアイテム一覧

工藤庸子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『シェリ (岩波文庫 赤 585-2)』や『牝猫 (岩波文庫 赤 585-1)』や『シェリの最後 (岩波文庫)』など工藤庸子の全79作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

シェリ (岩波文庫 赤 585-2)

593
3.91
S.G.コレット 1994年3月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大学のフランス文学の授業で扱われたので読みました。描写が繊細。映画も一部見ましたが、とても原作を表現出来ていると個人的には思います。 もっと読む

牝猫 (岩波文庫 赤 585-1)

212
3.96
コレット 1988年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

◆主人公アランと愛猫サア、そして新妻カミーユ。男と猫と女という奇妙な三角関係の物語。主人公と愛猫のあいだにはすでに二人(二匹)の世界があって、その世界に入... もっと読む

シェリの最後 (岩波文庫)

176
3.81
コレット 1994年4月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/250676 もっと読む

フランス恋愛小説論 (岩波新書 新赤版 573)

115
3.47
工藤庸子 1998年8月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シェリの章がおもしろかった 感情が言葉になる以前のコミュニケーション、身体の共感…感覚の言葉をとおして、身体の声を聞いて、私たちは物語の世界を認識している もっと読む

宗教VS.国家 (講談社現代新書)

108
3.30
工藤庸子 2007年1月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

180616 中央図書館 もっと読む

カルメン/タマンゴ (古典新訳文庫)

96
3.59
メリメ 2019年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

カルメンといえば魅惑的な女性の代名詞だが、実は原作もオペラも映画も見たことがなく、正しいあらすじを知らなかったのでこちらを読んだ。色々ある訳本の中から新訳... もっと読む

世界の名作を読む 海外文学講義 (角川ソフィア文庫)

89
3.67
工藤庸子 2016年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もっと作品論が読みたくなった。 この授業のテストはすごいな。採点体制もゴージャス。 もっと読む

ヒロシマ・モナムール

79
3.50

感想・レビュー

愛とその忘却について。スクリプトというよりはプロット。 初めての、その悲劇的な愛さえも、その記憶にどんなにしがみついても忘れていってしまう。しかし、... もっと読む

大帝ピョートル (中公文庫 M 284-4)

60
3.43

感想・レビュー

現代ロシアへと続く行動原理を確定した人物という評価に異論はない。しかし、その姿勢が残した非ヨーロッパ的な政治体制は、今に続く基本原理を内在させていたように... もっと読む

大人のための「学問のススメ」 (講談社現代新書)

58
2.76
工藤庸子 2007年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

生涯学習のなかで、学問や教養をとらえる。特に教養については、深い教養、広い教養の由来をドイツやアメリカの教育の流儀に照らして解説。成人の学習の特質と生涯学... もっと読む

いま読む ペロー「昔話」

57
4.09
工藤庸子 2013年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ペローという名前で思い出すお話って何でしょうか? 「長靴をはいた猫」かな? 「青ひげ」かな? それとも「シンデレラ」でしょうか? これらのお話は、... もっと読む

女帝エカテリーナ 上 改版 中公文庫 B 17-3 BIBLIO

54
3.50

感想・レビュー

登録し忘れてた。上巻は何の権力もろくな後ろ盾も財産も持たない女の子の成長と立身出世の物語。 エカテリーナの人生のあらましを知っていても、次に何が起こるの... もっと読む

わたしの修業時代 (ちくま文庫 こ 29-1)

54
3.69

感想・レビュー

若いころ青春の書などといわれたコレット『青い麦』 新訳で再読の折、あとがきを読んで、こんなみずみずしいものをコレットが50代で書いたのかと、作家の自伝に興... もっと読む

イヴァン雷帝 (中公文庫 M 284-3)

54
3.86

感想・レビュー

現在のロシア=プーチンが、何を目指し何処へ向おうとしているのかは正直に言って謎です。あまりにも時代錯誤的な解答しか思い描けないので。しかし、その解答のひと... もっと読む

ヨーロッパ文明批判序説: 植民地・共和国・オリエンタリズム

48
3.00
工藤庸子 2003年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ヨーローパの国々を訪れると、その壮麗な建築物に目を奪われるが、それら建築物はアジアやアフリカ、中南米の植民地から収奪された莫大な利益が背景にあったというこ... もっと読む

女帝エカテリーナ 上 (中公文庫 M 284-1)

44
3.27

感想・レビュー

上下2巻の一大叙事詩。ヨーロッパ諸国に比べて近代化の遅れたロシアに、他国生まれでしかもクーデターで夫=皇帝を追い落とした人物が絶対権力を保持して近代化を進... もっと読む

ランジェ公爵夫人

40
4.00

感想・レビュー

バルザックの文章には、服を着たら身体にぴったりと馴染んで、綺麗で完璧なシルエットが出た時に感じる陶酔感とか満足感みたいな魅力があると勝手に思っています。 ... もっと読む

政治に口出しする女はお嫌いですか?: スタール夫人の言論vs.ナポレオンの独裁 (けいそうブックス)

39
4.00
工藤庸子 2018年12月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

スタール夫人のサロン活動をアーレントの視覚から読み解くという貴重な考察。 もっと読む
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