最近まで朝日新聞に連載されたいた小説。今第一巻を読んだけどあと何巻あるのだろう。それまでこの一巻の内容や登場人物を覚えていられるだろうか。登場人物の一人に「記憶師アレイ」がいる。多分稗田阿礼にちなんだ人物なのだろうが、彼は一度目や耳にしたものを忘れることができない。どうすれば物忘れができるだろうとそれを考えて死んでしまった。忘れないようにすることがここ最近の私の課題なのに、何と贅沢なと思ったが確かに何一つ忘れられないという事は忘れることよりももっと恐ろしいことかもしれない。2巻以降を今後読むかどうかは考え中。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
「たなぞう」時代
- 感想投稿日 : 2009年3月31日
- 読了日 : 2009年3月31日
- 本棚登録日 : 2009年3月31日
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