わが屍は野に捨てよ: 一遍遊行 (新潮文庫 さ 17-10)

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  • 新潮社 (2005年1月1日発売)
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感想 : 6
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鎌倉後期が舞台。小説としては退屈なスタート。僧尼が往生するあたりからおもしろくなった。今では、その辺に埋葬しつつ遊行することはできないし、こういう一団が街に現れたら、たちまち御用。平氏滅亡のころ、すでに念仏が広まっていた。そういうベースがあったからこそ、受け入れられたのだろう。それにしても死生観の違いに、想像が追いつかない。映像化したら、悲惨すぎてだれも観ない。

解説は玄侑宗久

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感想投稿日 : 2013年11月26日
本棚登録日 : 2013年11月25日

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