田辺聖子さん現代語訳の古典はどれも面白い。
男とは、女とは…
今にも通じるジェンダーについて、古典で触れられるのが新鮮だった。
最後に秋月が美しい姉妹姫宮と冬日姫を屋敷に招き、夏雲に妹姫宮と結婚させるのがなんだかなぁと。
軽い男の夏雲にここまでいい思いをさせていいものか?とお灸をすえる展開を期待していた部分もある。
秋月も男姿になった途端に恋愛に燃えるし。
悲しい男の性なのか、平安時代の文化がそうさせるのか…
そこだけが気になったけど、あとはとても面白かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月14日
- 読了日 : 2024年3月14日
- 本棚登録日 : 2024年3月14日
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