猫にまつわる地名の多いねこなめ町でチェシャ猫のような笑い猫(チェシャ猫という名前こそ出ないがモロチェシャ猫)が次々と怪談を話して聞かせる新シリーズ。
責任編集が那須田順で、1巻では松原秀行、越水利江子、緑川聖司、芝田勝茂、富安陽子、令丈ヒロ子の6名が短編を書いている。
イラストは角川つばさ文庫の『新訳ふしぎの国のアリス』のイラストも担当したokamaなので、笑い猫の外見がアリスのチャシャ猫と完全に同じ。
都市伝説をアレンジしたものも多少あるが、基本的には元ネタの存在しないものが多い。
バッドエンドもあれば救いのある話もある。
チェシャ猫が怪談を…という設定がいまいちだけれど、中の短編はどれも怖くて楽しめた。
5分間怪談と1分間怪談があるけれど、本当にその時間くらうで読み切れるものなのかな。
緑川聖司の短編の数が多いのは嬉しい。
シリーズが長く続いいたらいいなあ。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2015/08
- 感想投稿日 : 2015年8月9日
- 読了日 : 2015年8月9日
- 本棚登録日 : 2015年8月9日
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