去年はいい年になるだろう

著者 :
  • PHP研究所 (2010年4月2日発売)
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本棚登録 : 307
感想 : 66
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アイの物語が面白かったので、借りてみた。

2001年の9月11日に、24世紀からロボットが来て、混乱もありつつ、平和になるという話。
アイの物語の延長上にありそうな話である。
著者の一人称で語られていて、実際の出来事と、実在する人物が入り混じるドキュメンタリー風。

全然似てないのに、村上春樹の1Q84を連想してしまった。
あるはずのないパラレルワールドといった感じ。
もしも、歴史が変わるとしたら?
過去の時分にメッセージを伝えられるとしたら?
なにを伝えたいと思うだろう?未来なんて知らないほうがいい、と思ってしまった。

後編までくれば、一気に読めるけど、読み進めるのに、時間がかかってしまった。
アイの物語のほうが好みかな…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF小説
感想投稿日 : 2011年12月2日
読了日 : 2011年12月2日
本棚登録日 : 2011年12月2日

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