きよしこ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年6月26日発売)
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本棚登録 : 8965
感想 : 713
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吃音の少年のお話。少し苦しくてとってもあったかい。重松さん、子どもの心情を描くの本当に上手。あの頃わからないなりに考えてた世の中の難しさとか、わだかまりとか、やりきれなさ悔しさ嬉しさ、全部思い出しちゃう。
きよしの周りは優しい人が多かったけど、現実は優しいばかりではなくて、それでもきよしの根が優しいから、苦しさをたくさん体験してる分優しいから、いろんなこと諦めてきたから優しいのか、わかんないけど、きよしの視点が優しいから全編通してあったかかった。
「乗り換え案内」が一番好き。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年1月3日
読了日 : 2024年1月3日
本棚登録日 : 2024年1月2日

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