円卓 (文春文庫 に 22-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年10月10日発売)
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本棚登録 : 4336
感想 : 448
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こどもの感覚がよみがえる。
自分の特別さをみんなに知らしめて、ハッとさせたいこっこ。かわいらしくて、生意気で、「イマジン」がまだまだ足りない。
個性むき出しの動物園みたいなクラスが、読んでいてつらい程懐かしい。阿呆でも変態でも難民でも、みんなそれぞれ、何でもありなこども達の関係。
そして、かなり重要なのがぽっさん。ぽっさんの存在はこっこの財産だと思う。終盤、読んでいて本気で好きになってしまった。これからもふたりには一緒にいてほしい。
「これが、(いち、に、さん)命なんです。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年9月21日
読了日 : 2016年9月21日
本棚登録日 : 2016年9月21日

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