絶対に泣いてしまうので人前では読めない本。
「優しい子よ」は本当に優しくて気高くて純粋で心が締め付けられる。「テレビの虚空」「故郷」は、目には見えないし証明することもできないけれど、縁やつながりというものは確実に存在しているんだなと感じさせられる。「誕生」は奥さんの強さや周りの人の優しさが感じられる作品。
あとがきも興味深く、白内障で字が読めなくなってしまった父に母が作者の本を読んで聞かせるという件が笑えました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年12月3日
- 読了日 : 2014年12月3日
- 本棚登録日 : 2014年12月3日
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