真夜中、令嬢の寝室から助けを求める悲鳴と銃声が響いた。居合わせた父親らがただ一つの扉を打ち破って部屋に入ると、令嬢は昏倒し、部屋は荒らされ、黄色の壁紙には大きめの血染めの手形が……だが部屋は完全な密室で、犯人の姿はどこにもなかった!18歳の少年記者ルールタビーユが、この怪事件に挑む!密室ものの嚆矢として、常にオールタイムベストの上位に名を連ねる名作中の名作ミステリーが、最新訳でここに登場!
(裏表紙より)
ルールタビーユの物事の〈正しい論理の輪〉に物事を入れていくという考え方は、非常に参考になった。
超自然的要素を取り入れない事、
輪の中で事実や物証が必然的な繋がりを持ち、しかも互いに矛盾していない事。
その様な考え方をみにつけたいものだ。
令嬢の秘密を守るために、ルールタビーユが犯人の口を封じる事を目的としている場面が斬新だなぁと思った。
(2016/4/21 読了)
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- 感想投稿日 : 2016年4月23日
- 読了日 : 2016年4月23日
- 本棚登録日 : 2016年4月23日
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