イワン・イリイチの死に際しての内的変動と思考傾向から感じるものは、強迫観念に刈られている人から感じる印象とよく似ている。
一言でいうところの生きたがり、死を避けようとする強い意思、そのくせどこへ向かいたいのかはっきりしない。生きてどうしたいのかが見えてこない。生きてる間に何をなしたいのかの不明瞭さ。
目的もないのに、どうして生という手段にそこまで執着できるのか?そこがよく分からん
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(外国人作家)
- 感想投稿日 : 2021年8月10日
- 読了日 : 2021年8月20日
- 本棚登録日 : 2021年7月11日
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