エドワード・ゴーリーのアルファベット・ブック。
ただし、副詞(名詞以外を修飾するやつ)で。今までに読んだゴーリー本でいちばん好きかも。いや、安心して読める、というべきか。
以下、登場する副詞(アルファベット順)
Aimlessly(あてどなく)
Balefully(まがまがしく)
Clumsily(ぞんざいに)
Distractedly(気もそぞろに)
Endlessly(とめどなく)
Fruitlessly(いたずらに)
Giddily(くらくらと)
Hopelessly(やるせなく)
Inadvertently(うかつにも)
Jadely(ものうげに)
Killingly(ばっちりと)
Lewdly(わいせつに)
Maniacally(狂ったように)
Numbly(呆然と)
Ominously(ふきつに)
Presumably(さっするに)
Quickly(てばやく)
Repressively(ねちねちと)
Slyly(秘密裡に)
Tearfully(泣きぬれて)
Unconvincingly(しらじらしく)
Vapourously(おぼろげに)
Wilfully(故意に)
eXcruciatingly(たえがたく)
Yearningly(せつなげに)
Zealously(無我夢中に)
もちろん、ポシティヴな副詞はほとんどありません。
お気に入りは、
The pudding was served Clumsily.(ぞんさいに 供された プディング)
He ran through the hall Maniacally.(らんしん ひろまを かけぬける)
It was in the trunk Presumably.(さっするに トランクの なか)
He disposed of the fragments Slyly.(秘密裡に かけら ほうむる)
”かるた”にしたらどうだろう。遊んでるうちに場の雰囲気がどんよりしてきそうだけど。見つけても嬉々として取りたくない札ばかり(笑)
- 感想投稿日 : 2022年11月24日
- 読了日 : 2022年11月24日
- 本棚登録日 : 2022年11月24日
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