図らずも、"奏者の技"を体得してしまったエリンは王獣リランと意思疎通ができるようになってしまう。こんなにも賢い王獣が決して人に慣れないとされてきたのはどうしてなのか。
リランを音無し笛、特滋水を使わずにできるだけ野生に近い環境で育てたことで、エリンは王獣規範で制限されたある秘密に気づいてしまう。
闘蛇と王獣の関係はリョザ神王国の成り立ち、政治にも紐づいていた。もはや生物を扱う教導師の枠をこえ、国にとって重要な存在になるエリン。
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- 感想投稿日 : 2022年8月4日
- 読了日 : 2022年8月2日
- 本棚登録日 : 2013年6月27日
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