トラウマやコンプレックスのない人間などいない。
虐待を受けたことのない人間でも、主人公のどこかに共感する部分はあるだろう。しかし同情はしない。
胸糞悪くなるような、自伝に似た高慢ちきな話だったが、読んだことに対しての後悔はない一冊。
植物に母乳をやる、その部分だけが、麻痺したように胸に残った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年1月6日
- 読了日 : 2012年1月5日
- 本棚登録日 : 2012年1月5日
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