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全5巻からなる「怪奇小説」アンソロジーシリーズの第1巻。解説によれば国内で最初の本格的なホラー・アンソロジーだとか。

初版発売が'69年と、30年以上前ということからもわかるように、収録されている作品は言うなれば「古典」。英米編ということで、ジェイコブズ「猿の手」やマッケン「パンの大神」などの作品が収録されている。少々時代がかってもいる(そこがまたいいのだが)平井呈一氏による訳・解説も含め、じっくりと雰囲気を堪能したい一冊。おすすめは上記2作の他、TVの「世にも奇妙な物語」に出そうな掌編「炎天」。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ホラー/怪奇幻想
感想投稿日 : 2012年3月16日
読了日 : 2002年1月6日
本棚登録日 : 2010年4月17日

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