ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2

  • 新潮社 (2021年9月16日発売)
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感想 : 758
4

子供の成長はすこぶる
速い。

昨日までオムツをして
いたのがいつの間にと
いう感慨は、

すべての大人が感じる
ものではないでしょう
か。

我が子はもちろん近所
のあの子や姪っ子でも、

ちょっとぼやぼやして
いたらあっという間に
大人になっているもの。

でも当人にしてみれば
人生のなかで一番長い
時間を過ごす子供時代。

そこには成人してから
のものとは比較になら
ない、

とくべつに濃密な時間
が流れていますよね。

父母に屈託なく甘える
ことができた幼少期。

ワルを気取るのが格好
いいと思った思春期・・・

あの頃、大人は多難と
いう話を聞かされても
全然ピンとこなかった。

いま思えば、それだけ
私の子供時代は恵まれ
ていたということなん
でしょうね。

あらためて両親に感謝
です。

息子くんがいつか人生
を振り返るとき、

この父母を想いきっと
目を赤く腫らすんだろ
な・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年1月13日
読了日 : 2024年1月13日
本棚登録日 : 2024年1月12日

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